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2025年01月08日
ヒトメタニューモウイルス(hMPV)は、風邪のような症状(咳、熱、鼻水、呼吸困難)を引き起こすウイルスです。新型インフルエンザウイルスとは異なり、治療方法が確立されています。また、死亡率も低いです。何度か繰り返して感染してしまいますが、年齢が上がるにつれて徐々に免疫がつき、症状が軽くなる傾向にあります。
治療方法:ウイルス自体に対する特別な治療法はありません
対症療法:症状を和らげるために、薬を使った対症療法が行われます。例えば、呼吸困難がある場合は、薬を使って呼吸を楽にする方法があります。
水分補給: 喘息や発熱がある場合は、十分な水分を摂ることが大切です。帰宅したら、手洗い・うがい 家庭内でも感染対策を!!飛沫感染、接触感染で拡がります。
hMPV感染症の死亡率は:合併症の乳幼児や疾患・既往のある高齢者の肺炎への重症化を除けば、低いです。
特に健康な人にとっては、心配する必要はありません。高齢者や免疫力の低い人にとっては注意が必要ですが、適切な治療を早期に受ければ、問題にはなりません。情報の出典:
東栄病院副院長菊田英明さんの「ヒトメタニューモウイルス感染症の臨床的特徴と診断・治療」(2014年11月26日放送)
https://www.radionikkei.jp/kansenshotoday/__a__/kansenshotoday_pdf/kansenshotoday-141126.pdf?form=MG0AV3Meiji Seika ファルマ株式会社(はせ小児科クリニック 菊田英明先生)
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/hmpv/「HMPV」とは?症状、リスク、治療法を徹底解説(2025年1月4日)
https://toku-mo.com/sarakike-health/2025/01/4067