活動報告

  • 2022年11月01日

    1期目とは、市議会議員になった2018年から2022年を指す。

    H31.2月定例会
    ○加嶋辰史  JR鳥取駅周辺の地域の振興についてお伺いいたします。
    最近の風紋広場の利用について、動きがあるようです。風紋広場は、中心市街地活性化の課題としても鳥
    取駅周辺の恒常的なにぎわいの創出が課題となっているところであります。
    鳥取市としての今後の利用の考え方についてお伺いいたします。

    ○深澤義彦市長
    会派開政の加嶋議員の御質問にお答えさせていただきます。
    鳥取駅周辺地域の振興についてお尋ねをいただきました。最近の風紋広場の利用について動きがあ
    ると。風紋広場は、中心市街地活性化の課題としても駅周辺の恒常的なにぎわいの創出が課題となっている
    ところであるが、本市としての今後の利用の考え方についてと、このようなお尋ねをいただきました。
    風紋広場の利用につきましては、第3期中心市街地活性化基本計画の重点施策であります駅前周辺のにぎ
    わいの再生につながるよう、試験的に毎日営業できる移動販売車や屋台の出店を許可しているところであり
    ます。本市といたしましては、出店者や利用者の皆様からの御意見を伺いながら、広場の活用手法やあり方
    についてSQプロジェクトチームなどで検討いたしまして、多くの市民の皆様、また観光客の皆様に親しまれる風紋広場となるように取り組んでいきたいと考えております。
    また、出店者の皆様には、将来的には中心市街地での新規開業につながるような、そのような取り組みとなるよう応援してまいりたいと考えております。

    R2.2月定例会
    ○加嶋辰史  鳥取市交通バリアフリー基本構想の今後の課題についてお伺いします。
    多くの議員の皆様の共通認識と感じております。公共交通の確保・維持そのものが大きな課題となっています。ユニバーサルデザインの観点から工夫を行う必要があると言えます。また、交通事業者は近隣の複数の都市にわたって営業を展開しており、1つの市町村だけで基本構想を作成し、問題を指摘したところで、交通事業者は受け入れがたいのが現状、そういった問題も出てきます。他の市町村、府県、広域な地域との連携を深めることが重要と考えます。よって、本市の新たなバリアフリー構想を作成すべきと考えますが、市長の御所見を願います。

    ○深澤義彦市長
    今後、少子化・高齢化が進展していくと考えなければならないわけでありまして、そういった中で、高齢
    者・障がい者の方を初め誰もが安全・安心に暮らしていけるまちづくりがこれまで以上に求められていると
    考えております。このような中で国におきましては、本年2月(R2)にバリアフリー新法の改正案を閣議決定
    されまして、また、この法律に基づき制定されました移動等円滑化の促進に関する基本方針の改正について
    検討が進められている状況にございます。こういった状況を踏まえまして、本市の新たなバリアフリー
    基本構想の作成に関しましては、新年度に庁内のプロジェクトチームを早急に立ち上げ、障がい者団体の
    皆さん、また関係機関などの御意見も伺いながら検討を進めてまいりたい
    と考えております。

    ○加嶋辰史 昨日の上田議員の質問にもありましたが、合併からは16年が経過していくという状況であります。
    今年はより一層の分譲促進に取り組むとの御答弁の内容でした。望町団地については、具体的に今後の取り組み
    の進め方についてどのようにお考えか
    、教えてください。

    ○深澤義彦市長
    青谷町の望町団地につきましては、昨年の鳥取西道路の開通によりまして、鳥取市の中心部のみならず、
    倉吉方面へのアクセスにつきましても時間短縮が図られまして、大きく利便性が向上したと考えております。
    また、青谷上寺地遺跡公園につきましても整備が進んでおりまして、身近に歴史が感じられ、また青谷インターチェンジからも近いことがこの望町団地の魅力であると考えております。
    また、本市では、平成24年度より、通常の土地分譲に加えまして定期借地権付土地分譲制度を導入しておるところであります。この制度は、51年間の定期借地権を設定いたしまして、保証金と毎月の土地賃料のみで土地を御利用いただくこができ、土地を購入する費用よりも少ない資金で住宅所有が可能となるものであります。来年度には、この定期借地権の賃料の引き下げを検討することとしておるところでありますし、また、テレビCM、新たな分譲パンフレットを作成いたしまして、鳥取西道路の開通による交通の利便性や地域の魅力などをPRいたしまして、鳥取県の東部圏域、また鳥取県の中部圏域も通勤圏内とする比較的若い世代の需要を掘り起こしてまいりたいと考えております。

    R2.6月定例会 一般質問より
    ○加嶋辰史   事業ごみの袋の指定についてです。
    排出される方々の寄せられた意見を聞いて方針を早急に変更されるということは大変評価できます。とはいえ、このたびの混乱の原因をどのように分析し、今後の一般廃棄物の収集についてどのようにしていきたいとお考えなのかを伺います。

    ○深澤義彦市長
    このたびの事業所ごみの排出方法の変更に当たりましては、透明な袋の基準が曖昧であったということや、
    排出されます事業者の皆さんの御意見や実情をしっかりと伺うということができていなかったことにより御心配、また混乱を招いてしまったものと考えております。本来の目的は収集員の安全の確保と分別の推進でありまして、排出される袋を、中が目視で確認できるごみ袋、このように見直しをいたしましても、本来の目的、当初の目的は達成できるものと考えております。
    今後は、事業ごみだけではなく家庭ごみも含めまして、事業者の皆さん、また市民の皆さんの御意見をしっかりお伺いしながら、取扱いや対応について引き続き検討を行ってまいりたいと考えております。

    ○加嶋辰史 (コロナウイルス抗体検査について)国から厚生労働省の基準が整ったときにはどのように対応されるのかを聞きます。

    ○平野文弘病院事業管理者
    厚労省が基準を整備した際、どのように対応するかという御質問にお答えいたしま
    す。抗体検査に限らず、厚生労働省が感染防止対策に有効な検査の方法や結果の判断基準等を示された場合に
    は、費用負担も考慮しながら実施に向けて検討したいという具合に考えております。

    R2.12月定例会
    ○加嶋辰史  学校区再編に関わる課題と現状について質問します。
    吉野議員のほか多くの方が質問されているところの第14期の校区審議会には、現在において課題解決が急がれる学校区の在り方、将来を担う子供たちや地域にとってふさわしい学校配置、校区、これは2040年の本市の姿を見据えてどうあるべきか御審議されたとのことでした。答申には千代川以西の城北小学校区についてスケジュール案も示されていますが、今後の見通しについて、また、学校区と地区公民館区の在り方はどのようなものとお考えなのか、尾室教育長の御所見を伺います。

    ○尾室高志教育長
    私には、学校区の在り方について2点御質問をいただきました。
    まず、校区審議会の答申で示されました千代川以西エリアについての今後の進め方についてでございます。
    答申に示されたスケジュールを尊重させていただきつつも、まずは教育委員会として、現状について地域
    の方へしっかりと説明を行いまして、御理解をいただき議論を始めていただくことが先決だというふうに考
    えております。したがいまして、早急に地域での検討組織を立ち上げ、学校の在り方を協議していただくべ
    く、取組を進めていきたい
    というふうに考えております。
    もう1点は、校区再編に伴って学校区と公民館の在り方はどのように考えているのかというお尋ねでござ
    いました。
    自治会や町内会区域が構成単位となっております地区公民館は小学校区と同じ区域が基本となっており、
    多くの市内の地域ではこういった形で一致しておりますが、中には様々な理由から公民館区域と小学校区域
    が一致しない区域がございます。こういったことから、今後、地区内の人口減少や高齢化など社会情勢は大
    きく変化していくと思われますが、公民館区、これを見直そうと思いますと、やはりこれは住民の皆さんの
    判断により検討されていくべきもの
    だというふうに考えておりますし、市民の皆さんの生活と直結している
    ことでございますので、これは慎重な議論が必要なものというふうに考えております

    ○加嶋辰史  国は来年度予算概算要求の中で、商店街向けの補助事業について、従来の国からの直接助成する方式を転換し、自治体を介して間接的に支援するなどに改める方針です。この中で、持続的な発展を後押しする地方公共団体などの実施する地域ニーズなどの調査や計画策定、事業の実現可能性調査、実証実験などについて補助するとしていますが、本市はどう対応するのか、お尋ねいたします。

    ○深澤義彦市長
    経済産業省は令和3年度概算要求の中で、地域の持続的発展のための商業・まちづくり推進事業として、
    商店街組織やまちづくり会社等の中小商業者等グループによる地域コミュニティー機能の活性化に関する取組を地方公共団体が支援する場合、または、地方公共団体がその実施に当たってニーズ等の調査や計画策定、実証等を行う場合に、その費用の一部を補助するとしております。本市といたしましては、国の動向を注視し、商店街組合や経済団体、関連団体等と連携しながら、中心市街地商店街振興組合地区の活性化に向けた効果的な取組について検討してまいりたいと考えております。

    R3.2月定例会
    ○加嶋辰史 新型コロナウイルス感染症の影響について質問いたします。
    このたび予定されているワクチン接種についてお聞きをします。鳥取市立病院の医療従事者が病院勤務する上で何かしらの影響があるのか伺います。
    また、ワクチンを接種することにより、その方の体内に免疫抗体が獲得できたのかどうか、これを調べて、
    安心して職場で働ける環境整備のためにも、本市の医療従事者の方への抗体検査の導入をすべきと考えます。

    ○平野文弘病院事業管理者
    新型コロナワクチンの医療従事者への優先接種において、当院は当院、自院の職員、それから院内に常駐する委託業者、看護実習生及び市内の歯科、歯のほうですけど、歯科医院の職員の方、約850名のワクチン接種を行うことになっております。当院分は今週中に最初のワクチンが分配される予定となりましたので、ワクチン接種を来週15日より開始できるよう、検討チームを設置して準備を進めておるところでございます。
    お尋ねの職員への影響につきましては、ワクチンの接種を受けることで発症者が減少しますし、感染した場合の重症化も防ぐことができますので、当院の職員にとっては安心感が増すことにつながるものという具合に考えております。

    R3第3回臨時会は質疑より
    ○加嶋辰史   制度設計についてです。今回の事業公表に至るまで、どのように支援の方法を考えて
    こられ、取り組んでこられたのか、その経緯を伺います。

      どのように支援の方法を考え取り組んできたのかということであります。昨年末からのGoToトラベ
    ルの停止や本年に入りましての緊急事態宣言等によりまして、市内事業者へも影響が出ているものと考えて
    おります。第3波で飲食店での感染が特にクローズアップされましたことによる影響、それからGoToトラベ
    ル停止により旅行者が減少し、2月には宿泊施設の休業が増えるなど、本市でも厳しい状況があると判断い
    たしまして、これらの業種への商品の納入やサービスの提供を行っておられる事業者も含め、事業継続のた
    めの支援が必要と判断いたしました。
    支援内容として、一定額の支援金をより多くの事業者に支給するということも含めまして検討いたしまし
    たが、より実効性のある支援とするため、事業規模に応じた給付を行おうとするものです。また、金融機関
    に御協力いただくことで、事業者にとっては、日頃取引のある相手とのやり取りでスムーズに手続ができ、
    本市としては、窓口の分散により、短期間で事業を進めることができるのではないかと考えたところです。

    R3.6月定例会
    ○加嶋辰史  平坦な道を敷設し段差を解消することが、障がい者のみならず健常者にも恩恵は大きいと考えます。
    そして、ウォーカブル推進都市にも大切な要素であると考えます。先ほど御答弁にもありました、先週の建設水道委員会にても移動等円滑化事業の説明もされたようですが、いま一度詳しく、マスタープランの策定に当たって具体的にどのような協議や参画を想定しているのか、もう一度お尋ねします。

    本市では毎年、障がい者団体などの関係者と歩道等の安全点検を行い、意見交換を実施しています。昨年11月には駅周辺を対象に実施しまして、その際には、交差点の歩道の段差が大きいとか、歩道のグレーチングが滑りやすいなどの御指摘を伺っておりまして、今年度の事業で対応することとしております。また、今後マスタープランをつくっていくわけですけれども、これから設立を予定しております(仮称)鳥取市移動等円滑化協議会、この協議会におきまして、高齢者、障がい者団体、子育て支援団体、施設管理者、学識経験者などの方々に御参加をいただき、鳥取市バリアフリーマスタープランを策定することとしております。
    その検討段階では委員の皆様からそれぞれの分野での様々な御意見が伺えるものと考えているところです。

    ○加嶋辰史
    患者数の減少がされる中、患者の行動変容を要因とするというふうに考えられるわけですけれども、今後、
    外来患者の獲得が容易ではないと思われます。今後どのように対応していくお考えなのか、平野管理者にお
    尋ねします。

    ○平野文弘病院事業管理者
    御指摘のとおり、コロナ禍の影響で患者が減少する中で当院の外来患者の増加を図っていくことは容易ではないということを思っております。いかにして新規患者を獲得するかについては、救急搬送される患者や開業医からの紹介患者を積極的に受け入れていくことが現時点で可能な取組という具合に考えております。
    昨年度から実施している開業医の訪問なども、より具体的な連携につながるよう、今年度はターゲットを絞って専門医が直接訪問する取組を計画しております。また、中期的な取組としましては、当院の強みを生かせる診療科に医療機器の整備による新たな魅力づけや広報活動、今後地域で医療需要の伸びが見込まれる診療分野の専門医の獲得など、戦略的な取組について検討していきたいという具合に考えております。

    ○加嶋辰史
    鳥取県ハイヤータクシー協会にお話を聞きに伺いました。障がい者や運転免許証の自主返納者を対象に運賃1割引の支援をタクシー事業者は行われております。これは国土交通省が決めていく運賃制度によるものです。現在のタクシー事業者はコロナの影響を受け危機的な経営状況に陥っております。市民の生活を支える公共交通機関であるタクシー事業の存続を図ることが急務であります。先日の1割引による減収補塡など支援を行うべきであると考えます。現に、初乗り分は重度障がい者に対しては鳥取市は補塡を行っておりますが、運賃ですね、走行料金については事業者が負担している状況です。深澤市長の御所見を改めてお聞きします。

    ○深澤義彦市長 お答えいたします。
    新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けまして利用者が大幅に減少し、公共交通機関の経営は危機的な状況にあります。鳥取県内のタクシー事業におきましても、令和2年度は令和元年度に比べて約11億円減収し、運転者は62名減少するなど大変厳しい経営状況にあると伺っておるところであります。タクシーは本市の生活交通を構成する大変重要な公共交通機関であり、事業存続への対策が喫緊の課題であると考えております。引き続き、タクシー事業者、関係機関と緊密な連携を図りながら、事業存続に向けた効果的な支援策を検討してまいりたいと考えております。

    R3.9月定例会
    ○加嶋辰史  (湖山池)県土整備部河川課にお聞きしました。原因不明の部分もあるようだが、湖山池あるいは海面の潮位の高さは近年、高い状態にある。長柄川と枝川に挟まれた団地にお住まいの方からは過去にもこの地域で浸水間際の経験があったと。地区要望の結果、枝川上流域での浚渫(しゅんせつ)を昨年完了したばかりだが、今回のような状況になってしまったと。この松原地域の内水対策について、本市の方針をお伺いいたします。

    ○深澤義彦市長 お答えいたします。
     7月の豪雨では、集中的な降雨により湖山池の水位が急上昇し、松原団地内の枝川や水路等が一時的に排水できなくなりまして、低地で冠水等が発生したと考えております。湖山池の水位上昇につきましては、今回の豪雨が大潮の期間と重なり、潮位が高かったことも一因と想定しているところでございます。
    当地区の浸水対策としましては、湖山池を管理している鳥取県とも連携を図りながら検討を進めていくことにしておりますが、まずは喫緊の対応として団地内に土のうを事前に準備するなど、冠水被害の軽減を図ってまいりたいと考えております。住民の皆様には、浸水が想定される場合には、事前であれば避難場所への水平避難であるとか、垂直避難を行っていくなど、身の安全を守る行動をお願いしたいと思っております。

    R3.12月定例会
    ○加嶋辰史  今後どのような条件が整えば、本市ではインフルエンザをはじめ、予防接種等の費用の助成負担というようなことが実現可能になると考えられるのかお尋ねしてみます。

    ○深澤義彦市長
    本市におきましては、予防接種の効果や公平性を勘案いたしまして、また年2回、予防接種検討会で専門の医師の意見も伺いながら、任意接種への助成について慎重な検討を行っておるところであります。
    インフルエンザの任意接種への助成につきましても検討を行ってきたところでありますが、財政的な負担も大きく、現在助成を行っている方以外の助成は現段階では難しいと、このように考えているところであります。