活動報告

  • 2022年01月17日

    平成最後の年、2019年の3月5日 地方議会議員として初めての一般質問をしました。
    この時は、緊張感よりも、とてもやりにくい空気を感じていました。
    私が思うよりも、市長が丁寧に答える印象を受けました。
    鳥取市議会議事録【平成31年 2月定例会】
    以下、冒頭のやり取りを紹介します。


    開政の加嶋辰史です。通告どおり、大別した2点につきまして質問させていただきます。
     まず1つ目に、鳥取市新市域の課題についてであります。
     ことし予定される山陰道・鳥取西道路の開通により、大きく我々の生活は変化を迎えることになります。鳥取市には現在抱えている交通課題に対してどのような効果が生まれるとお考えなのか、市長に御所見をお伺いいたします。
     2つ目です。JR鳥取駅周辺の地域の振興についてお伺いいたします。
     最近の風紋広場の利用について、動きがあるようです。風紋広場は、中心市街地活性化の課題としても鳥取駅周辺の恒常的なにぎわいの創出が課題となっているところであります。鳥取市としての今後の利用の考え方についてお伺いいたします。
     登壇での私の発言は以上といたします。」
    ◯深澤義彦市長
    「 会派開政の加嶋議員の御質問にお答えさせていただきます。2点についてお尋ねをいただきました。
     1点目でありますが、鳥取市新市域の課題についてということで、予定されております山陰道の鳥取西道路の開通によって大きく我々の生活が変化を迎えることになるが、現在本市が抱えている交通課題に対してどのような効果が生まれるのかと、こういったお尋ねをいただきました。
     本市では、国道9号、国道29号の主要幹線道路における、渋滞の発生による走行性の低下、事故等により通行どめとなる際の迂回路の不足、また渋滞等による救急車等の緊急走行への不安などの課題があります。山陰道・鳥取西道路の開通により、交通量の分散による渋滞緩和、迂回路の確保、救命搬送時間の短縮や安静搬送による患者負担の軽減が図られるものと考えております。また、移動時間の短縮が図られることにより、移動や物流の効率化による企業活動の活性化や、周遊性の向上による周辺地域の観光客の増加などによる経済面への効果にもつなげてまいりたいと考えております。
     次に、鳥取駅周辺地域の振興についてお尋ねをいただきました。最近の風紋広場の利用について動きがあると。風紋広場は、中心市街地活性化の課題としても駅周辺の恒常的なにぎわいの創出が課題となっているところであるが、本市としての今後の利用の考え方についてと、このようなお尋ねをいただきました。
     風紋広場の利用につきましては、第3期中心市街地活性化基本計画の重点施策であります駅前周辺のにぎわいの再生につながるよう、試験的に毎日営業できる移動販売車や屋台の出店を許可しているところであります。本市といたしましては、出店者や利用者の皆様からの御意見を伺いながら、広場の活用手法やあり方についてSQプロジェクトチームなどで検討いたしまして、多くの市民の皆様、また観光客の皆様に親しまれる風紋広場となるように取り組んでいきたいと考えております。また、出店者の皆様には、将来的には中心市街地での新規開業につながるような、そのような取り組みとなるよう応援してまいりたいと考えております。
     以上でございます。」

    令和に変わる前の3月5日の出来事でした。

    新しい道の駅について