活動報告

  • 2025年11月12日

    鳥取市議会議員 加嶋 辰史(会派:開政)

    皆様、こんにちは。鳥取市議会議員の加嶋辰史です。
    今年の「第61回鳥取しゃんしゃん祭」も大変な賑わいを見せ、鳥取の活気を改めて実感いたしました。私は市議会において、鳥取市の持続可能なまちづくりと、市民生活を守るための具体的な仕組みづくりについて継続して質問を行っています。
    本日は、直近の定例会における一般質問のご報告を申し上げます。
    1. 新たな文化施設の立地と将来像
    【加嶋の質問】
    令和7年2月以降、具体的な検討が進む「ホール等文化施設」の在り方について、本市の将来像を総合的に勘案した「立地決定のプロセス」をどのように進めていくのか伺いました。
    【市の回答(深澤市長)】
    新たな文化施設は将来のまちづくりの発展に寄与する重要な拠点です。5年、10年、そして50年後の将来の町の在り方を念頭に、様々な視点で課題を整理し、メリット・デメリットを市民や市議会の皆様にお示ししながら、コンセンサスを図り決定してまいります。

    2. 鳥取駅周辺の再整備と中心市街地の活性化
    【加嶋の質問】
    私が長年提言を続けている鳥取駅周辺の再整備について、
    「駅まち空間デザイン検討部会」や「四者連携協議会(県・市・JR・商工会議所)」でどのような議論が行われているのか、また具体的な課題は何か確認しました。
    【市の回答(羽場副市長)】
    レイアウト案を中心に議論を行い、現実的な再整備案に近づいていると評価されています。一方で、タクシー乗り場等の利便性の懸念、整備用地の取扱い、整備手法、概算事業費など、今後詰めるべき課題も確認されました。
    【加嶋の主張】
    レイアウト案が出たからといって即実行できるわけではありません。課題解決に向け、最終的には県知事などトップ同士の意見交換による決断が必要不可欠であると強く要望しました。
    (※併せて、わらべ館駐車場のトイレ修繕についても質問し、緊急性の高い修繕を実施したとの答弁を得ています。

    3. 災害廃棄物の広域処理と「ごみ袋」の製造コスト削減
    【加嶋の質問】
    大規模災害時の災害ごみ処理について、東部広域の1市4町での連携の進捗を問いました。また、物価高騰が続く中、近隣自治体間で「ごみ袋の規格(デザイン等)」を統一することで、1枚あたりの製造コストを引き下げ、市民負担を軽減できないか提案しました。
    【市の回答(深澤市長)】
    災害廃棄物については、今年3月に全自治体で処理計画が策定されたため、今後はこれらを踏まえて処理方法や支援体制の協議を進めます。
    ごみ袋の統一については、自治体ごとにごみ処理経費の考え方や制度設計が大きく異なるため、現時点では製造コスト削減を目的とした統一は難しいと考えています。
    【加嶋の主張】
    自治体ごとの算定方法の違いという壁はありますが、ごみ袋の価格を少しでも下げられないか提案し続けることこそ、地方議会の重要な役割です。東部広域行政管理組合などの場でも、引き続き解決策を模索してまいります。

    4. 学校給食の食材費高騰と、働く人を守る「スライド条項」
    【加嶋の質問】
    お米をはじめとする学校給食の食材費高騰に対し、現計予算で対応しきれるのか確認しました。また、給食の製造や配送などの「複数年(長期)の請負契約」において、物価高騰や人件費の上昇分が適切に委託料に反映される仕組み(スライド条項など)が機能しているか、教育委員会の見解を求めました。
    【市の回答(河井教育長)】
    食材費の高騰に対しては、国の交付金や県の支援事業を活用し、年度内の高騰にもしっかりと対応します。
    長期継続契約の委託事業(調理や配送)についても、人件費や燃料費の動向を踏まえた委託料としており、特に人件費の上昇分が毎年度の委託料に反映されるよう調整を行っています。
    【加嶋の主張】
    教育委員会からは、事業者を守るための調整を行っているとの力強い答弁をいただきました。行政から業務を請け負う現場で働く方々が、物価高や人件費上昇のしわ寄せを受けない適正な契約環境を作っていくことは、鳥取市の経済基盤を守る上でも不可欠です。

    【むすびに】
    持続可能な鳥取市をつくるため、50年先を見据えた大きな
    絵を描くことと同時に、今そこにある課題
    (公共工事以外の委託契約の適正化など)に実直に
    向き合うことの両輪が求められています。
    皆様の声を市政に届けるため、引き続き知見を磨き、
    全身全霊で取り組んでまいります。